ネットワークカメラ初心者のサンテレホン社員・コガです！
やってきました、検証第三弾！今回は、赤外線照明機能についての記事です。

夜間の屋外や明かりのない部屋って、普通のカメラで撮影しても何も映らないですよね？
防犯目的で取り付けた監視カメラで「暗いから映らなかった」では意味がありません。
ですが赤外線照明付きのカメラなら、フラッシュがなくても暗所の撮影ができるとのこと。
実際に検証してきましたので、ぜひご覧ください！

赤外線照明があるとなぜ暗闇で撮影ができるのでしょうか？

理由は、人の目には見えない光（赤外線）を照射するライトで周囲を照らしているからなんです。
人の目に見えないので、スマートフォンのカメラなどで暗いところを撮影するときに使うフラッシュと違って眩しくないんですって。

大抵の赤外線照明付きのカメラは、昼間の明るい時間は通常通り撮影をし、一定の暗さになったことをセンサーが感知すると赤外線照射を開始してくれます。 白黒の映像になりますが、通常見えない暗さでも鮮明な映像を映すことができるんです。
コンビニのように24時間常に明るい所ではなく、夜間の工場外周や暗い倉庫内などを監視したい時に効果を発揮してくれそうですね！

検証の前に、今回使用するカメラのご紹介です。
今回は……

みなさんご存じ！パナソニック（Panasonic）製のカメラです！
機種は「WV-S2116L（クリックで商品ページへ）」という屋内仕様のドーム型カメラです。
本体の写真がこちら。

シンプルなデザインで大きさは手のひらに乗るくらいのサイズ感です。
裏側にLANポートがついており、カバーを開けなくてもLANケーブルの抜き差しができるようになってました。

しかもこの子は最近流行りのAI機能を搭載したハイテクな機種とのこと。
どんなことができるかというと、例えば…

・映像内で『人・車・自転車』などを認識し必要な情報とそうでない部分の圧縮率を変えてデータ量を削減する
・『人の叫び声・クラクションの音・銃声』などを識別しアラーム通知してくれる

カメラ単独でそんな難しそうなことができるなんて…！
AI機能についてはまた次回以降検証しよう！

あとは今回検証する赤外線照明なのですが、最大照射距離が50ｍもあるんです。
50ｍ走のスタート地点からゴールまでって考えると結構遠くまで光が届きそうですよね！

今回の検証はスマホのカメラ（フラッシュなし）とパナソニックのネットワークカメラで映り方を比べてみました！
それでは検証、やっていきます～。

今回のスマホカメラは僕の相棒（社用携帯）に頑張ってもらいます。君なら勝てるはず。
参考までに、隙間を開けて被写体がわかる環境の写真がこちら。

そして段ボールで完全に覆って撮ったらこんな感じです。

おお～完全に見えない！
まごうことなき真っ暗闇！
映っちゃったらどうしようとか思ってたけど、とりあえず段ボール作戦成功しました。
やっぱりフラッシュがないと何も見えませんね。

そして次に、パナソニックカメラで撮影した時のキャプチャをお見せします。
さっきの写真のように明かりがないと真っ暗の中、映ったらすごいと思いませんか？

赤外線照明は効果を発揮するのか…。
それでは、

3

2

1

！！！
ちゃんと見える！

赤外線照明なので白黒ですけど、被写体の形から文字まではっきり見えますね！
もっとぼやっと見える感じを想像してたんですけど、僕の想像よりずっと綺麗に映ってます。
これ、50ｍ先まで見えるって考えたらすごいですよね。
もっと広い場所でこういう検証してみたいので、場所探しから頑張ります！笑

そして、被写体が毎回カメラの外箱なのは許してください。
どなたか被写体にちょうどいい感じのかわいい人形とかいただけないでしょうか…？
ぜひともご連絡お待ちしております…。笑

当社サンテレホンは、ネットワークカメラとそれに伴う周辺機器、映像ソリューションの拡販に努めています。 機種を絞ってはおりますが、在庫も幅広く取り揃えてますので、最短で即日の対応も可能です。

「こんなメーカー取り扱ってる？」「こんなことできる？」など、カメラ関係の問い合わせは全般受け付けております。どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください！

では、次回の記事もお楽しみにお待ちください！