重要なお知らせ
ご購入際しましては、商品詳細ページ記載の
確認事項をご一読いただき、
本商品の特性をご理解していただいた上で、
ご購入をお願いします。
【簡単に電気火災対策!】スパーテクト分電盤タイプのご紹介
電気火災の実態
近年、建物における電気火災の占める割合は増加傾向にあり、その未然防止は重要性を増しています。現在の電気火災防止を目的に行われている対策では、壁内配線や延長コードなどが原因で発生する電気火災つながる要因を検出することができないのが現状です。
スパーテクトの特長
放置すると短絡や漏電などの大きな事故につながる火花放電。
しかし、これまで壁内配線や延長コードで発生した火花放電(トラッキング・ケーブル断線・ショートなど)から建物を保護できる機器はありませんでした。
スパーテクトは、そんな火花放電を検出するため、トラッキングはもちろん、壁内配線など目視が困難な箇所に至るまで建物内の配線をまるごと監視します。
検出時にお知らせ
火花放電を検出したら、ブザーとLEDでお知らせします。
メール通知も可能
接点監視装置とつなぎ、メールなどで通知できます。
※SafetyConnectとの接続をご確認いただく必要があります。
検出時に自動遮断
火花放電検出時に漏電ブレーカを自動遮断することができます。
スパーテクト仕様
| 品名 | 放電検出ユニット(単相3線専用) | 放電検出ユニット(三相3線専用) |
|---|---|---|
| 品名記号 | TEM-1A | TEM-3 |
| 基本動作 |
火花放電を検出し、下記動作を行います。 ・LEDによる警報表示 ・ブザー鳴動 ・接点出力 ・ブレーカ遮断 |
火花放電を検出し、下記動作を行います。 ・LEDによる警報表示 ・ブザー鳴動 ・接点出力 ・ブレーカ遮断 |
| 定格電圧 | 単相3線式(AC100/200V)(変動範囲85~110%)50/60Hz | 三相3線式(デルタ結線)AC200V(変動範囲85~110%) 50/60Hz |
| 検出距離 | 配線長:最大70m ※1 ・検出距離は使用環境によって変化します。 |
最大5m(分電盤内で火花放電が発生した場合) ・検出距離は使用環境によって変化します。 |
| ブザー | 火花放電検出時および異常検出時に鳴動 音量:ON(約65dB)/OFFの切替可能(工場出荷時:ON) |
火花放電検出時または電圧低下異常時に鳴動 ※2 音量:大(約65dB)/小(約50dB)/切の切替可能(工場出荷時:大) |
| LED表示 |
【電源LED】 正常:緑点灯(電源ON) 異常:緑点滅(誤配線) 橙点滅(状態異常・負荷ノイズあり※2) 赤点灯(機器異常※2) 【発生相LED】 警報:橙点灯(火花放電検出中) 履歴:橙点滅(火花放電終息後)検出回数に応じて最大5回※3 【危険度LED】 表示:橙点灯(トラッキング初期・中期・末期、断線) 【距離LED】 表示:橙点灯(0~10m、10~30m、30~50m、50~70m) |
【電源LED】 正常:緑点灯(電源ON) 異常:緑点滅(電圧低下異常・負荷ノイズあり※2) 【警報LED】 警報:赤点灯(火花放電検出中) 履歴:赤点滅(火花放電終息後)検出回数に応じて最大5回※3 |
| リセット入力 | 火花放電の検出による各出力(ブザー鳴動、接点出力、ブレーカ遮断出力)を停止します。 無電圧a接点(微小負荷用) 最小入力幅:100ms 端子間電圧:DC5V 端子間電流:5mA |
- |
| 接点出力 | 無電圧a接点 DC30V 1A(最小出力時間:500ms) | 無電圧a接点 AC200V 1A / DC30V 1A(最小出力時間:500ms) |
| ブレーカ遮断 |
擬似漏電方式 ・感度電流200mA以下のブレーカを遮断します。(時延形には非対応) ブレーカ遮断のON/OFFが切替可能(工場出荷時:OFF) |
擬似漏電方式 ・感度電流200mA以下のブレーカを遮断します。(時延形には非対応) ブレーカ遮断のON/OFFが切替可能(工場出荷時:OFF) |
| 使用環境 |
温度:-5~+40℃ ただし氷結なきこと(24時間の平均が35℃を超えないこと) 湿度:45~85%RH ただし結露なきこと |
温度:-5~+40℃ ただし氷結なきこと(24時間の平均が35℃を超えないこと) 湿度:45~85%RH ただし結露なきこと |
| 外形寸法 | ヨコ:75mm×タテ:107mm×フカサ:65mm | ヨコ:75mm×タテ:107mm×フカサ:65mm |
| 製品質量 | 約0.3kg | 約0.3kg |
| 消費電力 | 約2W | 約3W |
| 交換推奨時期 | 10年~13年 | 10年~13年 |
※1. 日東工業(株)製の住宅用分電盤分岐42回路に搭載し、負荷および電路上の分岐がない回路においてトラッキングが発生した場合。(TEM-3は負荷、分岐のない単一回路でトラッキングが発生した場合。)
※2. テスト機能により判定。
※3. 火花放電終息後30分間は、再検出しても検出回数を1回とカウントします。
動画による使用方法などのご説明
よくある質問
- なぜ火花放電を検出する必要があるのでしょうか?
- トラッキングなどに起因する火花放電が要因の火災が毎年数千件程度発生しており、有効な対策が取られていません。火花放電が生じている状態が長期化すると電気火災などの大事故に繋がるおそれがあるため、初期段階での検出が必要になります。
- 火花放電はどの様な場所で発生しますか?
- 一般的には、ほこりが溜まりやすい場所や湿度が高い場所、日常的な清掃が困難な場所などが挙げられます。
(例)
事務所:事務机裏や床下にある電源タップ
店舗:レジ周辺にあるコンセントや電源タップ、倉庫内のコンセント
工場:加工機裏の電源タップ、工場内のシャッター周辺にあるコンセント
住宅:冷蔵庫、洗濯機、テレビ、食器棚の裏にあるコンセント
台所、脱衣所などの湿気が多い場所にあるコンセント
水槽、加湿器など水気のある場所に近いコンセント
また、以下の要因でも火花放電の発生リスクが高くなります。
<電線の劣化>
・築年数の古い建物、老朽化した建物の壁内配線
・メーカーの交換推奨時期を超過して使用している電源タップ
・束ねたまま使用している電源ケーブル
・分電盤や制御盤内に高密度で配線しているケーブルダクト内など
<断線>
・齧歯類などによる電線の損傷
・電化製品や設備類の使用時、電源コードがねじれや折り曲げを繰り返している
・可動式の椅子や台車などにより、電源コードを繰り返し踏みつけているなど
- 放電検出ユニット(スパーテクト)はトラッキングや火災を防ぐことができますか?
- 本製品は火花放電を検出するものであり、トラッキングや火災自体を防ぐものではありません。
リスクの低い初期段階の火花放電を検出・通知し、早期に電路異常の対処を促すことで、電気火災の未然防止に貢献する製品です。
また、本製品をご使用いただくと共に、コンセントや電源タップなどの電線、電化製品などの定期的な点検・清掃を行うことで、より高い電気火災の抑制効果が期待できます。
- 検出対象となる火花放電はどのようなものですか?
- ・トラッキング、短絡、地絡などの火花を伴う事象が検出対象となります。
※火花放電のレベルによってはブレーカが先に動作することがあります。
・電気の使いすぎ、接触不良による発熱や電化製品内の直流回路などにおける火花放電は検出できません。
また、電気器具と可燃物の接触などによる火災も検出できません。
- 放電検出ユニット(スパーテクト) 1台で、どれぐらいの範囲の火花放電を検出することができますか?
- 機種により検出距離が異なります。下記の検出仕様を参考値として設置場所の検討を行ってください。
【TEM-1A:単相3線専用】
■検出距離:最大70m
4LDK(130平方メートル)程度の戸建て住宅内全分岐回路
※日東工業(株)製の住宅用分電盤分岐42回路に搭載し、負荷および電路上の分岐がない回路においてトラッキングが発生した場合。
※使用環境(負荷・回路数、配線長など)によって、放電ノイズが減衰し、検出距離が短くなるおそれがあります。
【TEM-3:三相3線専用】
■検出距離:最大5m(分電盤内で火花放電が発生した場合)
動力分電盤や制御盤などの盤内
※負荷、分岐のない単一回路でトラッキングが発生した場合における製品からの配線長として検出距離を示しています。
※使用環境(負荷や回路数、配線長など)によっては、盤外の火花放電を検出する可能性があります。
- 検出距離の最大70mとは、各分岐のケーブル合計の長さですか?
- 【TEM-1A:単相3線専用】
合計ではなく、単一回路での距離です。
※使用環境(負荷・回路数、配線長など)によって、放電ノイズが減衰し、検出距離が短くなるおそれがあります。
- 検出距離の最大5mとは、盤外も含まれますか?
- 【TEM-3:三相3線専用】
盤外は含まれません。検出範囲は盤内のみとなります。
※使用環境(負荷や回路数、配線長など)によっては、盤外の火花放電を検出する可能性があります。
- 全ての分電盤に設置する必要があるでしょうか?
- 建物内を広く監視したい場合は、各分電盤への設置をおすすめしております。
全ての分電盤への設置が難しい場合は、上記FAQ「放電検出ユニットの必要性_Q.火花放電はどの様な場所で発生しますか?」を参考に、火花放電の発生リスクが高い場所へ優先して設置することで、火花放電による火災のリスク低減策を効果的に実施することができます。
- コンセントを抜き差しした際に発生する火花で反応しますか?
- コンセント挿抜時に生じる短時間の火花には反応しません。検出するには火花放電が一定時間継続する必要があります。
- 火花放電の検出性能に影響をあたえる機器はありますか?
- 【TEM-1A:単相3線専用】
使用されている負荷により影響が出るものがあります。特に雷サージ対応電源タップやノイズフィルタ付電源タップでは検出しづらくなります。
【TEM-3:三相3線専用】
使用されている負荷により影響が出るものがあります。特にノイズフィルタが近くに設置されている場合は検出しづらくなります。
- 主幹ブレーカがサーキットブレーカの場合、火花放電検出時にブレーカ遮断させることは可能ですか?
- ブレーカ遮断機能は利用できません。
※主幹ブレーカがサーキットブレーカの場合でも、本製品を使用することは可能です。ブレーカ遮断機能のみ使用できません。
- ブレーカ遮断を行う場合、ブレーカの指定はありますか?
- 感度電流200mA以下の漏電ブレーカ(時延形には非対応)をご使用ください。
- 設置には電気工事が必要ですか?
- 電気工事が必要です。設置作業は有資格者(電気工事士)に依頼してください。
- 取付けに必要な部品は同梱されていますか?
- 付属されていません。取付方法により必要となる部品が異なるため、下記を参考に手配してください。

<取付用部品:日東工業(株)製>
※1 協約形取付台
品名記号:BP31-K
※2 分岐取付台
品名記号:BP31
※3 IECレール35mm幅(TH35-7.5)
品名記号:TB-DR
- 取付方向の指定はありますか?
-
取付方向は、縦向きを基本とします。ただし、設置環境により横向きでの設置も可能です。
縦向き
横向き
- 電源はどこからとればいいですか?
- 主幹ブレーカ2次側の分岐回路から電源を供給してください。
※主幹ブレーカの一次側からは配線しないでください。製品の検出仕様を満足しない可能性があります。また、ブレーカ遮断機能も使用できなくなります。
※本製品の電源線には、保護用のヒューズまたはブレーカを使用してください。
下記製品を推奨いたします。
【TEM-1A:単相3線専用】
・管形ヒューズ(消弧剤入り) AC250V 3A B種 普通溶断型 φ6.3x30mm
・協約形サーキットブレーカ NX53 3P 15A、NE53CX 3P 15A(日東工業(株)製)
【TEM-3:三相3線専用】
・管形ヒューズ(消弧剤入り) AC250V 3A B種 普通溶断型 φ6.3x30mm
・協約形サーキットブレーカ NE53C 1.4A(日東工業(株)製)
- 電源配線が1m以上になる場合はどうすれば良いですか?
- 配線長が1m以上の場合でもご使用いただくことが可能です。ただし、検出距離が短くなる可能性があるため、最短で配線を行ってください。
- 機器保護のためにSPDを使用したいのですが、推奨SPDはありますか?
- 検出距離に影響がないことを確認済みの下記製品を推奨いたします。
型名:LH-13C(日東工業(株)製品)、LT-2T、LT-332、LT-332Z、LT-TS2312(音羽電機工業(株)製品)
- 電波環境が劣悪な場所では誤動作のおそれがあるとのことですが、どのような場所のことですか?
- アマチュア無線・短波放送・防災無線・航空無線・海上無線などのアンテナの近傍、電波塔の近くなどでは、正常にお使いいただけない場合があります。
- 誤検出する電化製品や負荷機器はありますか?
- 【TEM-1A:単相3線専用】
・火花放電と類似する高周波ノイズを発する電化製品では、誤検出する可能性があります。
・誤検出する場合は、電化製品をノイズフィルタ付電源タップに付けてご使用ください。
※ノイズフィルタ付電源タップを使用することで電化製品からのノイズは軽減されますが、放電ノイズも減衰するため、その回路で発生した火花が検出しづらくなります。
【TEM-3:三相3線専用】
・火花放電と類似する高周波ノイズを発する負荷機器の一部では、誤検出する可能性があります。
・誤検出する場合は、負荷機器の直近にノイズフィルタの設置をお試しください。
※ノイズフィルタとスパーテクトの位置が近い場合は、放電ノイズも減衰するため、火花放電を検出しづらくなります。
- 使用している機器からのノイズが大きいため、ノイズフィルターを使用していますが、火花放電の検出に影響はありますか?
- 負荷ノイズ除去のためにノイズフィルターを使用している場合、ノイズフィルターより下位で発生した火花放電は検出できないおそれがあります。
- 出力端子の適合電線を教えてください。
- 出力端子への接続線には、より線を使用してください。
■ブレーカ遮断
導体断面積:1.25~2.5mm2
■接点出力
導体断面積:0.2~2.5mm2
※接続する負荷の容量に合わせて電線を選定してください。
- 入力端子の適合電線を教えてください。
- 【TEM-1A:単相3線専用】
入力端子への接続線には、より線を使用してください。
■リセット入力
導体断面積:0.2~2.5mm2
※接続する負荷の容量に合わせて電線を選定してください。
- 分電盤の中に設置してもブザー音は聞こえますか?
- 分電盤への設置は問題ありませんが、ブザーが聞こえにくくなります。
- テスト機能を実施した際、負荷ノイズあり(電源LED:橙色点滅)を表示しました。どのように対処すればよいでしょうか?
- 【TEM-1A:単相3線専用】
・本製品の検出範囲内で使用されている負荷機器からの過大なノイズを検出すると通知します。また、負荷ノイズありの表示中は、火花放電の検出を行いません。
・本製品への電源供給が停止されるまたは初期化を行うことで、負荷ノイズありの表示が解除されます。
[対処方法]
負荷ノイズの発生源を確認して機器側でのノイズ対策(ノイズフィルターの設置など)を行う、設置場所を変更するなどをご検討ください。対処後は再度テスト動作を行い、負荷ノイズありの判定がされないことを確認してください。
- 火花放電が発生していると考えられる場合は、どのような箇所を確認すれば良いですか?
- 火花放電の発生箇所を特定する機能はないため、検出範囲内の電路を確認してください。
対応の概要は以下の通りです。詳細は各種取扱説明書をご参照ください。
【TEM-1A:単相3線専用】
火花放電を検出すると、推定した火花放電の発生状況をLEDでお知らせします。火花放電の発生を検出した際は、火花放電情報を参考に発生場所の確認と対応を行ってください。
・発生相LED表示(L1-N、L2-N、L1-NとL2-N):火花放電が発生した相および火花放電の現在の発生有無を表示します。
・危険度LED表示(トラッキング末期、トラッキング中期、トラッキング初期、断線):発生した火花放電の危険度を示します。
・距離LED表示(0~10m、10~30m、30~50m、50~70m):発生した火花放電がどのくらいの距離(本製品から火花放電が発生した箇所までの配線長)で発生したかを示します。
手順1. 発生相LEDおよび距離LEDの情報より火花放電発生箇所の目星をつけてください。
手順2. 異常箇所が無いか確認してください。
・最初にコンセントや電源タップなどをご確認ください。異常箇所が見つからない場合は、次に冷蔵庫やテレビの裏側など普段隠れている箇所をご確認ください。
・プラグ接続部に埃の蓄積や焦げ、異臭、異音、ヒビ割れ欠け、水濡れの有無や、電源コードのねじれ、家具などの下敷きになっていないか、ドアなどで挟み込んでいないなどをご確認ください。
手順3.異常箇所の要因除去を行ってください。
※火花放電情報によるLED表示は、検出した火花放電をもとに推定結果を表示します。環境や条件により実際の状態と異なる場合があります。
※トラッキングの初期段階で生じる火花放電を検出するため、火花放電の痕跡が残っていない場合があります。危険度LED「初期」または「中期」が橙色点灯状態で、火花放電が終息(発生相LED:橙色点滅)している場合は、コンセントやプラグなどを清掃し、しばらく様子を見てください。
(注)確認作業は、取扱説明書の15から16頁「放電検出時の対応マニュアル」を参考に実施してください。
【TEM-3:三相3線専用】
・盤内の電路に埃の蓄積や焦げ、異臭、異音、汚れ、電源ケーブルのやぶれや亀裂などをご確認ください。
・トラッキングの初期段階で生じる火花放電を検出するため、火花放電の痕跡が残っていない場合があります。火花放電が終息(LED:赤色点滅)している場合は、盤内を清掃し、しばらく様子を見てください。
(注)確認作業は、取扱説明書の11頁「■放電検出時の対応」を参考に実施してください。
- 放電検出ユニットの定期点検は必要ですか?
- 製品に異常があると、火花放電が発生した際に検出できないおそれがあります。そのため、本製品の設置直後および半年に1回、テストボタンを押下して動作確認を行い、製品が故障していないことを確認してください。
- 交換推奨時期はありますか?
- 火災報知機などと同様に10から13年を目途に交換いただくことを推奨しています。
※交換時期の忘れ防止のため、取扱説明書(表紙)の「使用開始年月日」記入欄をご活用ください。
- 返品・交換について
- 本製品は精密機器の特性上、お客様都合による返品・交換はお受けしておりません。ご理解いただけますと幸いです。
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