Wi-Fiとはパソコンやスマートフォンなどの端末をインターネットへ接続するための無線ネットワーク規格の一つです。
Wi-Fi6とは2021年現在で最新のバージョンのWi-Fiのことであり、もともとは「IEEE 802.11ax」が正式名称です。
※Wi-Fi6は、最新のWi-Fi規格802.11ax(第6世代)を指します。現在、主流の802.11acは第5世代です。
Wi-Fi6を導入すると、無線LANの重要なポイントが三拍子で揃います!
「GIGAスクール構想」でも多く導入されました!
10ギガネットワークの時代に向けてスイッチ・ケーブルも
高速化にチェンジ!
GIGAスクール構想でもWi-Fi6が標準仕様となっており、民需案件においても今後はWi-Fi6が主流となってきます。Wi-Fi6のネットワークを作るためには、アクセスポイントだけでなく、スイッチ・ケーブルも高速化に対応する必要があり、Cat6Aの需要も高まってきています。
昨今のニューノーマルの促進により、オフィスでのタブレットやノートPCの活用、スマートフォンの内線化移行なども急激に増加しており、オフィスネットワークにおける無線LANとその周辺機器の整備は必要不可欠です。
業界屈指の品揃えを誇るサンテレホンであれば、
お客様のご要望にあわせたソリューション提案が可能です。
無線ネットワークを高速化させるなら
Wi-Fi6 最新主力モデルにチェンジ!新規導入をご検討されているお客様におすすめなWi-Fi6対応の無線LANアクセスポイントをご紹介いたします。オフィスの移転・病院・学校など、すでに多くの施設へ導入済みのおすすめモデルです。
これらのモデル以外にも、多数の実績と豊富な仕入先ネットワークを持つサンテレホンなら、お客様の要件・ご要望に合わせて最適な無線LANをご提案いたします!
規格 | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
---|---|
MIMO | 2.4GHz:4×4 5GHz:4×4 |
LANポート | 1G / 2.5G / 5G BASE-T |
消費電力 | 最大 20 W |
定価(税抜) | 143,000円 |
AT-TQ6602(内臓アンテナ)
規格 | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
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MIMO | AP-505:2×2 AP-515:4×4(5GHz) |
LANポート | AP-505:1G BASE-T AP-515:1G / 2.5G BASE-T |
消費電力 | AP-505:最大 11 W AP-515:最大 20.8 W |
定価(税抜) | AP-505:112,000 円 AP-515:160,000 円 |
AP-505(内臓アンテナ)
AP-515(内臓アンテナ)
規格 | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
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MIMO | 2.4GHz:4×4 5GHz:4×4 |
LANポート | 1G / 2.5G BASE-T |
消費電力 | 最大 24.5 W |
定価(税抜) 5年保守付 | FortiAP-431F:248,000 円 FortiAP-433F:263,000 円 |
FortiAP-431F(内臓アンテナ)
FortiAP-433F(外部アンテナ)
規格 | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
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MIMO | 2.4GHz:4×4 5GHz:4×4 |
LANポート | 1G / 2.5G / 5G 10G BASE-T |
消費電力 | 最大 28 W |
定価(税抜) | 248,000 円 |
WLX413(内臓アンテナ)
基幹スイッチ・フロアスイッチを高速化させるなら
2.5G・5G・10Gにチェンジ!無線アクセスポイントとクライアントの間のスループットがギガクラスになり、Web会議など映像や音声も手軽に無線で行えるようになりました。しかし、アクセスポイントから上位スイッチへのアップリンクが1Gbpsではボトルネックの要因になりかねません。
そこで、サンテレホンでは既存の配線を生かしながら高速化可能な2.5G/5Gスイッチ、Cat6A配線にて活用可能な10Gスイッチをご提案いたします!
ネットワークインフラを高速化させるなら
Cat6Aにチェンジ!近い将来に標準となる10ギガネットワークで安定した高速通信を行うためには、アクセスポイントやハブなどの機器をWi-Fi6対応のものに切り替えるだけでなく、ネットワークインフラも10G対応にする必要があります。
Cat6以下のLANケーブルだと、せっかくの10ギガネットワークの高速通信を行うことができません。
また、Cat6とCat6Aの通信速度を比べてみると、通信速度は約10倍・伝送帯域は約2倍といった性能の差があります。
次世代規格に対応したアクセスポイントの普及
IEEE802.11acから高速化・安定化されたIEEE802.11axに対応する機器が登場し、IEEE802.11axは、IEEE802.11acから約1.4倍の伝送速度を実現しています(理論値)。
ac対応とはWi-Fi5のことで、ax対応とはWi-Fi6のことをいいます。
規格 | 呼称 | 最大速度 | 周波数帯 | 帯域幅 |
---|---|---|---|---|
IEEE802.11b | ー | 11Mbps | 2.4GHz | 20MHz |
IEEE802.11g | ー | 54Mbps | 2.4GHz | 20MHz |
IEEE802.11a | ー | 54Mbps | 5GHz | 20MHz |
IEEE802.11n | Wi-Fi 4 | 600Mbps | 2.4/5GHz | 40MHz |
IEEE802.11ac | Wi-Fi 5 | 6.9Gbps | 5GHz | 160MHz |
IEEE802.11ax | Wi-Fi 6 | 9.6Gbps | 2.4/5GHz | 160MHz |
MU-MIMO
MU-MIMOとは、無線アクセスポイントから互いに干渉しない複数の信号波を送信し、複数の端末のデータを送信できる技術のことで、これにより複数の端末に対して同時通信を実現します。
これまでは複数の機器に順番で信号が送信されていましたが、同時に信号が送信され、送信の待ち時間が減るだけでなく、ビームフォーミングにより端末を検出し、集中して電波が送信されることで、通信が安定し速度が落ちにくくなります。つまりWi-Fi6では、下り通信と上り通信の両方で安定した通信が可能になります。
MU-MIMOを利用するには、無線アクセスポイント・無線クライアントともにMU-MIMOの機能を実装していることが必要となります。
OFDMA
OFDMAの技術により、1通信で複数の端末と通信が可能です。
1台で占有していた帯域を複数の端末に割り当てることができるので、遅延が低減し、利用端末が増えてもデータの転送速度が下がりにくくなります。
公衆無線LANなど多くのユーザーが利用する環境に最適です。
WPA3
パスワードが推奨される強度でないときでも通信内容を保護し、万が一パスワードが漏洩した場合でも、送信済みデータを解読できない仕組みのことをいいます。
WPA3を導入することで、様々な面でセキュリティが強化されます。
パスワードが破られた際にも、Wi-Fiの暗号化の解除を防げるようになっており、ユーザーに負担をかけることなく、強固なセキュリティが実現されています。
WPA3には「Easy Connect」機能が搭載されています。これはディスプレイを持たない、IoT機器などを安全かつ簡単にネットワークへと参加させる機能です。QRコードをスキャンするだけで、様々なIoT機器をWi-Fiへと接続できます。
高速ローミング
ローミングによって、シームレスな無線LANネットワークを構築することができますが、下記のような問題点があります。
ローミング時に、最初に接続したアクセスポイントと接続し続け、悪い電波状態から良い電波状態に切り替わらない
アクセスポイントに接続しなくなった時、再接続の為に周辺のAPの探索時間がかかる
アクセスポイントに再接続の認証(PSK、RADIUS等)に時間がかかりすぐに通信再開できない
スムーズなローミングを解決する規格
IEEE802.11k/v/r
IEEE802.11k
AP周辺の電波状況や近隣のAPの使用チャネル、通信量などの測定情報をAP間で情報交換します。この測定情報を基にAPがクライアントに最適な候補を通知し、スムーズなローミングが可能となります。
IEEE802.11v
IEEE802.11kの測定情報に基づいてAPがクライアントにコマンドを発行し、別のAPまたは周辺AP群のいずれか1台に接続するよう促します。
IEEE802.11r
ローミングの際に再認証の高速化がされるよう、クライアントとAP間で情報交換します。
認証済みのクライアントが他のAPにローミングする場合に認証時間が短くなり、すばやく通信開始できるようになります。
担当者イチオシの基幹スイッチ・
フロアスイッチはこれだ!
担当者コメント:アクセスポイントと同一メーカーで整合性の取れたスイッチを厳選しました!